花発多風雨 人生足別離 [日常]
年末年始日本に帰ったときの話。
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東京で生活を始めて以来、ずっと髪を切ってくれていた美容師さんのところに髪を切りに行った(インドでは怖くて一回も髪を切れなかった)。
年末でお店をクローズするとのこと。
「今後はどちらに行かれるんですか」
「地元の四国に戻って、自分のお店を開くつもり」
四国は遠すぎる。
お互いにそれはわかっていたのだろう。
自分から新しいお店について聞くことはなかったし、美容師さんもそれ以上の説明はしなかった。
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髪を切った後、近くのレストランにご飯を食べに行った。
行きつけ、というほどではないが、それなりによく通っていたお店。
入店してメニューをもらった際に、「すみませんが、本日で閉店のため、鮮魚系はご注文いただけません」と言われた。
ふと見渡すと、確かに本日で店じまいとの張り紙が張ってある。
あるものだけを注文し、支払いを済ませて店を出た。
店長は深々と頭を下げていた。
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今度日本に帰るときには、また何かが変わっているんだろう。
今度日本に帰ろうと思ったときには、日本がなくなっているかも知れませんね。
というのはさておき、大好きだったあの人が結婚しているぐらいの事は起きているかも知れません。
あ、もう結構したか。
by 腐痔 (2008-01-24 11:56)
インドに行ってから主観的には長かったけど、期間でいうと4ヶ月だけだったので、色々変わっていたことに多少寂しさを覚えました。
今さら何が起こっても、心底衝撃を受けるということはもはやないけど。
by Kotty (2008-01-31 04:13)